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10万個以上の細菌が付着!患者さんに教える歯ブラシの除菌方法

10万個以上の細菌が付着!患者さんに教える歯ブラシの除菌方法
10万個以上の細菌が付着!患者さんに教える歯ブラシの除菌方法
新型コロナウイルスによって除菌に対する意識が高まりました。
自宅での手洗いからアルコール除菌が当たり前になり、会社や商業施設ではアルコール除菌の習慣になっています。
しかし、毎日使っている『歯ブラシ』の除菌は意識していない患者さんが多いのではないでしょうか?定期的に交換していても、 歯ブラシには10万個以上もの細菌が付着している可能性が高いです。
今回、『歯科医が推奨する魔法の歯ブラシ除菌PRO』の製造・販売を手掛ける株式会社エクセルファーストは、歯科医師を対象に、『適切な歯ブラシの除菌方法』に関する調査を実施しました。
歯ブラシ除菌方法をまとめたので、指導の際にぜひ参考にしてください。

『細菌だらけの歯ブラシ』は1~2週間ごとに交換するのがベスト!?

【参考】【歯ブラシには病院の便器の200倍以上の細菌が付着している!?】歯科医師が教える正しい歯ブラシの除菌方法とやってはいけないこととは…?-PRTIMES 患者さんの中には歯ブラシを交換するタイミングがわからず、1ヶ月以上使っている人もいます。 1週間使った歯ブラシは、便器の80倍も汚いとも言われています。 ・サルモネラ菌 ・ブドウ球菌 ・大腸菌 ・ミュータンス菌 ・緑膿菌 など、齲蝕や歯周病と関わりのあるたくさんの細菌が繁殖しています。 歯ブラシは本来どれくらいの頻度で交換すべきか歯科医師に調査したところ、理想は1週間~2週間ごと、最低でも1ヶ月ごとに交換する必要があるといった結果でした。 できればこまめに交換するように指導したいですが、さすがに1週間ごとに交換することは非現実的。 歯ブラシをできるだけ清潔に保つために、何を行うように指導したらいいのかを紹介します。

歯ブラシを衛生的に保つ方法①(基礎編)

【参考】【歯ブラシには病院の便器の200倍以上の細菌が付着している!?】歯科医師が教える正しい歯ブラシの除菌方法とやってはいけないこととは…?-PRTIMES ▼「歯ブラシを衛生的に保つための基本」の回答結果 1位 『しっかり乾燥させる(41.2%)』 2位 『十分に水洗いをする(21.7%)』 3位 『ブラシに詰まった食べカスなどを除去する(18.8%)』 使った歯ブラシは、食べカスなどを綺麗に除去し、十分に水洗いをして、しっかりと乾燥させるように指導しましょう。

歯ブラシを衛生的に保つ方法②(応用編)

【参考】【歯ブラシには病院の便器の200倍以上の細菌が付着している!?】歯科医師が教える正しい歯ブラシの除菌方法とやってはいけないこととは…?-PRTIMES ▼「歯ブラシを衛生的に保つためにやるべきこと」の回答結果 1位 『歯ブラシ用の除菌器を使う(31.7%)』 2位 『消毒液を使う(21.9%)』 3位 『天日干しする(18.7%)』 市販されている歯ブラシ用の除菌器は、主に紫外線を使って歯ブラシを除菌する装置が多いため、天日干しと同様の効果があるといえます。

歯科医師おすすめの歯ブラシ除菌方法

【参考】【歯ブラシには病院の便器の200倍以上の細菌が付着している!?】歯科医師が教える正しい歯ブラシの除菌方法とやってはいけないこととは…?-PRTIMES 使った歯ブラシは水洗いするだけで済ませている患者さんがほとんどです。 そもそも、歯ブラシを除菌する必要はあるのかと思う患者さんもいます。 「歯ブラシの除菌は必要ですか?」という質問に対し、歯科医師の9割以上の方が「はい(92.5%)」と回答しました。 ▼「どのような除菌方法がおすすめですか?」という質問に対する回答結果 1位 『歯ブラシ用除菌薬の使用(39.9%)』 2位 『紫外線を当てる(34.7%)』 3位 『歯ブラシ用除菌器の使用(24.9%)』『入れ歯用洗浄薬の使用(24.9%)』 歯ブラシをより衛生的に保つ方法として『歯ブラシ用の除菌器を使う』という回答が多いですが、除菌器には乾燥機能の有無といった性能の差や、UVライトの寿命などデメリットがあります。 もっと安価で手軽な歯ブラシ用の除菌薬を使うことをおすすめしましょう。

間違った歯ブラシ除菌方法

【参考】【歯ブラシには病院の便器の200倍以上の細菌が付着している!?】歯科医師が教える正しい歯ブラシの除菌方法とやってはいけないこととは…?-PRTIMES ▼「歯ブラシの除菌でやってはいけないこと」の回答結果 1位 『除菌・漂白剤の使用(23.8%)』 2位 『入れ歯用洗浄薬の使用(22.6%)』 3位 『アルコールの使用(20.1%)』 アルコールは新型コロナウイルス対策でも普通に使われており、入れ歯用洗浄液も市販されているため、除菌用に使っても問題はないと思っている患者さんがいますが、『除菌しきれない・用途以外に使ってはいけない』という問題点があります。 歯ブラシを痛める可能性のあるものの使用は避けるように指導しましょう。

歯ブラシ除菌による期待できる効果

【参考】【歯ブラシには病院の便器の200倍以上の細菌が付着している!?】歯科医師が教える正しい歯ブラシの除菌方法とやってはいけないこととは…?-PRTIMES ▼「歯ブラシを除菌することで期待できる効果」の回答結果 1位 『歯周病予防・改善(61.0%)』 2位 『虫歯予防(50.1%)』 3位 『口臭予防・改善(40.8%)』 歯ブラシの除菌が必要不可欠ですが清潔な歯ブラシを使うことで、歯周病の予防や改善、齲蝕予防、口臭改善にもつながるため、こまめに歯ブラシをかえるように指導しましょう。

まとめ

今回の調査では、歯科医師から歯ブラシを衛生的に保つためのイロハを聞きました。 患者さんは歯みがき後の水洗いを行っていると思いますが、それだけでは不十分といえます。 本来ならば1~2週間ごとに交換するように指導するのがベストですが、経済的とはいえません。 今回の調査結果を参考に、歯ブラシをキレイに保つべく、正しい歯ブラシの除菌方法を指導しましょう。
【参考】「【歯ブラシには病院の便器の200倍以上の細菌が付着している!?】歯科医師が教える正しい歯ブラシの除菌方法とやってはいけないこととは…?

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