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歯科助手におすすめの資格8選!
取得メリットやスキルアップの条件を解説

2020/11/17 歯科医院経営

歯科助手として働き、自分のキャリアやスキルを磨くために有効な手段のひとつが、資格の取得です。
歯科助手におすすめの資格について、内容やメリットなどを解説します。

 

歯科助手になるのに資格は不要

前提として、歯科助手として働くために国家資格は必要ありません。 歯科医院によっては、業界未経験から働くことができます。 一方で歯科衛生士の場合、医療系の専門教育機関で学び、国家試験に合格する必要があります。 資格がなくても歯科助手になれる点は魅力ですが、医療行為を行えず、業務範囲が限られます。 同じ業務を繰り返し行い、熟練度を高めていくこととなるでしょう。 歯科助手としてキャリア・スキルを向上させるために有効となるのが、民間の資格・検定です。 歯科助手業務についての知識や技能を深めることができ、業務に役立ちます。 また、資格を取得していると職場での待遇が良くなったり、より好環境の歯科医院へ転職できる可能性が高まるでしょう。

歯科助手におすすめの資格・検定8選

それでは、ここからは歯科助手に向いている資格・検定を8つご紹介します。 ※すべて国家資格ではなく、民間資格です。
 

歯科助手(乙種第一、乙種第二、甲種)|日本歯科医師会

歯科助手のスキル向上を目的とした資格で、取得することで患者さんにスムーズな医療を提供することが可能です。 甲種と乙種(第一・第二)の3種に分かれ、試験を受ける必要はありませんが、それぞれ取得条件が設けられています。 ■乙種第二:主に事務作業についての認定 →条件:一般教養や歯科臨床概論、社会保険、受付業務など11項目で、計40時間の訓練 ■乙種第一:主に診療室での業務についての認定 →一般教養、保守管理、消毒法、共同作業など11項目で、計52時間の訓練 ■甲種 →条件: ・420時間以上の、甲種歯科助手訓練基準の訓練を修了すること ・乙種第一歯科助手の資格を持ち、3年以上の業務経験を有すこと ・補充研修訓練基準による訓練を修了すること 上記は、専門学校などの講習を通じて認定されるケースもあります。 歯科助手に必要なスキル全般を手に入れるために適した資格といえるでしょう。  

歯科アシスタント|全国医療技能検定協議会

受付会計業務やカルテの管理、レセプト(診療報酬名最初)作成などの事務業務だけでなく、診療での治療器具の準備や消毒、後片付けなどのアシスタント業務を行うために必要な技能を持つことを示す検定試験です。 資格は1〜3級の3種に分かれ、受験条件はありません。 ■3級:歯科診療補助や歯科診療概論についての試験で70%の正答率で合格 ■2級:上記に口腔衛生を加えた試験で80%の正答率で合格。 ■1級:上記に解剖・生理学、薬学、栄養学を加えた試験で80%の正答率で合格 1級に合格すると、歯科医療についての認識が深くなり、診療体制の正確かつ迅速な対応ができる基準となります。  

歯科助手技能認定|日本医療教育財団

歯科助手に必要な受付業務から診療報酬算定の基礎、診療介助、医療機器の管理まで、知識や技能を評価・認定し、育成などにつなげることを目的とした資格です。 合計120分間の学科試験で合否を問われます。 日本医療教育財団が作成した『歯科助手技能認定申請資格に関する教育訓練ガイドライン』に基づく試験で、得点率90%以上で合格です。 医療保険制度や介護保険制度、医事業務、薬学一般、診療報酬算定の基礎など、さまざまな分野から出題されます。 歯科業界に限らず、医療業界全体として必要な知識や技能を養うために有効な資格といえるでしょう。  

医科医療事務管理士®|技能認定振興協会

患者さんに接する受付・会計業務、カルテ管理、診療費の請求といった『医療事務』のための資格です。 受験条件はなく、試験は学科と実技に分かれます。 学科はマークシート形式で10問、実技はレセプト点検・作成を3問出題されます。 患者さんへの接客力、カルテの理解、正確なレセプト計算などに必要な知識、スキルを磨くことが可能です。  

歯科助手専門員|全国医療福祉教育協会

歯科助手に必要な知識や技能を有すことを証明する資格です。 たのまな通信講座で『歯科助手講座』を受講することで取得できます。 講座では、歯科助手の基本的な業務や歯科医院について把握できるテキスト、業務を実演したDVDで学びます。 診療の会話にもついていけるレベルの専門知識や専門用語を学べ、映像で教えてくれるため、理解しやすい点が特長です。  

トリートメントコーディネーター|日本歯科TC協会

患者さんとのコミュニケーション、最新治療や予防治療、医院経営に関する講習会と同時に、認定試験を行います。 主な学習領域は、以下6つの「C」です。 ・Communication(コミュニケーション) ・Coaching(コーチング) ・Cure(治療) ・Care(予防) ・Cooperation(チーム医療) ・Commitment(経営参画) 資格は4クラスに分かれ、下から ■Activity Leader ■Basic Instructor ■Advanced Instructor ■Master とステップアップします。 試験は、択一式問題や論文問題を出題されます。  

歯並びコーディネーター|日本成人矯正歯科学会

患者さんへ矯正歯科についての説明やアドバイスを行える人材を育てるための資格です。 受験条件はありません。 まず歯並びの基礎や矯正について、講演形式の研修(約5時間)を受けます。 研修後に択一式の試験(約50分間)を受け、合格すると認定されます。 歯科医師や歯科衛生士でなくとも、矯正について理解しておくことで患者さんと適切なコミュニケーションを取ることができるでしょう。  

デンタルカウンセラー|株式会社オフィスウェーブ

患者さんのカウンセリングにおいて、コーチングやティーチングを行うためのスキルを養う資格です。 セミナーを受講すると、「デジタルカウンセラー3級」を取得できます。 ※1級・2級については要問い合わせ セミナーでは患者さんの話を聴くためのトレーニングを行います。 カウンセリングに対し、営業のイメージや苦手意識を持つ方におすすめです。  

資格を取得してキャリアアップを

今回ご紹介した通り、歯科助手の取得できる資格はいくつか存在します。 ご自身のキャリアップを図るために、資格を取得してみてはいかがでしょうか。