前編の市来院長のインタビューに引き続き、チーフ・クリニカルコーディネーター礒田佳世さんにもお話をお伺いしました。


チーフ・クリニカルコーディネーター 礒田佳世さん

いちき歯科での歯科衛生士さんへの教育方針を教えてください
私はそれぞれの個性を活かす、自分らしさというのを大事にしたいと思っています。得意・不得意がある中で、得意なところに目を向けて伸ばしていける環境にしていきたいと考えています。失敗を恐れずまずやってみて、出来た喜びを一緒に分かち合いたいと思っています。



チャレンジしやすいように工夫されていることはありますか
まずは褒めるということを意識しています。「頑張ってるやん！」とか「すごい！よくできたね」っていう言葉がけを意識しています。というのは自分も言われたら嬉しい言葉なので自分がされたら嬉しいことをすることを心がけています。私も自分がそうだったので消極的でチャレンジしない方がもったいないということが多いと感じてきたので皆さん若い間に培って欲しいなと思います。

スタッフさんたちに実際指導される時に意識している点はどこですか
まず話を聞くことを大切にしています。なんでこのような結果になったのか、どういう思いでこうしたのかをよく聞いてあげたいなと考えています。私が「普通はこうだ」と思っていても自分の普通とその子の普通は違うので、そこのズレを聞かないと人の考えはわからないなと感じます。ズレがあるからそういう行動に出るんだなと納得することが多々あるので。



違いを感じた時にはどのような対応をされていますか
やっぱり10年離れてると絶対違うし、20年離れると考え方も全く違うと感じます。その違いは、プライベートだけでなく仕事に影響も出てくるので、話も聞かず「ダメ」と言うのは違うと思います。だから、あなたはこう思っているんだ、私はこう考えているんだよ、ということを話しながらすり合わせていきます。

他に年齢が離れている方と関わっていて感じるたことはありますか
私が一番驚いたのは本体は800円くらいするボールペン、芯がなくなったらポンと捨てたところを見た時です。60円とか100円ほどで売っている芯を換えるだけでまた使えるということを知らない子がいることに驚きました。でも、日々コミュニケーションを取っていると勉強になることも、面白いなと思うこともありますし、いつもパワーをもらっています。

今日お話を伺うお2人の衛生士さんでそれぞれ評価できるところはありますか
髙田さんはオールマイティで安心感を与えてくれます。対応能力もとても高いので安心して何かを任せることが出来ます。同期の中でも何かデビューするとなれば常に一番にやっているところがあるので、バランスよくなんでもできるなと感じています。お姉さんという雰囲気なので是非これからもリーダーとして引っ張ってほしいと思います。岩瀬さんはとても素敵な声をしています。ハキハキ、テキパキしていて子供さんへの対応能力がピカイチでとっても上手です。不器用な部分もあるので毎日のように遅くまで残って練習をしていて「できない」って泣いた日もありましたが、努力し続けてしっかりできるようになりました。コツコツ型だと思いますのでこれからも人に言われたことを素直に受け取って成長していってほしいなと考えています。二人ともお仕事を楽しんでくれるとうれしいなと思います。楽しそうにはしていますが(笑)

礒田さん、お話ありがとうございました。


終止和やかな雰囲気で終了したインタビュー。お話を伺ったみなさんで撮影をした最後も笑顔でいっぱいでした。

いちき院長へのインタビューはスマイルバトン いちき歯科様のご紹介 前編でお伺いしています。

それでは、最後に2人の新人衛生士さんのインタビューを収録した動画「スマイルバトン」をお届けします。歯科衛生士になって最初に心配だったこと、先輩や先生・患者さんとのコミュニケーションの取り方など全国で勤務する歯科衛生士さんや歯科医師の先生方に少しでも参考になれば幸いです。ぜひご覧ください！！







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