2019年3月2日(土) 中国 広州で華南国際デンタルショーが開催されました。
中国、日本、韓国、シンガポール、トルコ、アメリカ、ドイツ、イギリス、フランスなど25ヵ国が参加し、約1,000社ほどが出展されました。
来場者数は延べ人数で約20万人となりました。
中国の歯科事情:
人口:14億人
歯科医師数:約11万人
1歯科医院に対する人口比率 1:12,727
出典元:http://www.dentalsouthchina.com/page87
現在、中国では歯科医院の開業ラッシュで、そこには中国衛生部が開業を推進してるという背景がある。
2030年までに目標としている1歯科医院に対する人口比率は 1:4,000~5,000 に達成することであり、今の歯科医院数の約5倍の数が必要とされている。
その理由としては、大学病院や公立病院などでの医療費がかさんだことが原因で、歯科医療の分野は自費に移行しているからである。
また、歯科医師の数が人口比率から見ても全く足りていないこともあり、中国衛生部は歯科医師の数を増やすために歯科大学系をどんどん増やし、今では中国全域でトータルで250施設にまで増加している。
年間で1万人以上の歯科医師の卵が中国では誕生している状況である。
会場近くの風景
こちらは中国広東省広州市海珠区の赤崗塔近くの珠江南岸にある塔で、広州タワーとも呼ばれている。
会場内の様子
ブース内の派手な装飾や日本の展示会では見ることのないキャラクターを用いたチェアユニットなどはとても印象的でした。
記事編集:デンタルライフデザイン編集部