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解雇にまつわるエトセトラ
Vol.1 反抗的な態度のスタッフの解雇

2017/12/4 歯科医院経営

Vol.1 反抗的な態度のスタッフの解雇

【質問】
試用期間中、特に問題なく働いていたAさんを本採用しましたが、最近、患者さんへの対応が悪いとのクレームが増え、業務効率も悪化し何度指導しても反抗的な態度です。
他のスタッフとの関係も悪く、Aさんを解雇したいと考えています。

【回答】
突然、解雇するとAさんも納得がいかずトラブルになりやすいです。
最初は話し合いや教育指導を行い、それでも改善されなければ、退職勧奨、解雇と進めていくほうがトラブル回避につながります。


解雇の際のトラブルを防ぐフローチャート


▼話し合い▼

勤務態度や患者さんへの対応について、まず本人から話を聞きましょう。
それにより医院側の改善点も見つかるかもしれません。
また話し合うことでトラブル防止にもつながります。

まだ、医院側として改善してもらいたい点、クレームや勤務態度についてクリニックとして
困っている事実を説明します。

     ↓↓↓

▼教育指導▼

改善してほしい事項等が守られるように、必要に応じて教育指導を行います。
教育指導の内容、結果はトラブルが起こったときのため記録を取り保存します。

     ↓↓↓

▼懲戒処分▼

●減給等
話し合いや教育指導を行っても改善されない場合は懲戒処分とすることになります。
その際はこれまでの話し合いや教育指導の内容を明確にし、それでも改善されない場合は減給や出勤停止とします。

●退職勧奨
上記の処分でも改善されない場合、自主的な退職を促す(退職勧奨)こととなります。
ここで退職勧奨に応じた場合は自主退職となりますので、その後のトラブルも少なくなります。

●解雇
退職勧奨にも応じなかった場合は解雇となります。
解雇予告手当等の手続きや解雇制限などもあり注意が必要です。
また解雇を不服として裁判にて争いとなった場合、上記の措置を講じたとしても
全面的に認められるとは限らず、相当のリスクを伴いますので慎重に進めましょう。


次回は「解雇予告」についてお伝えします。