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2021年7月のピックアップ書籍

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2021年7月のピックアップ書籍

Seeingis believing
別冊ザ・クインテッセンス『マイクロデンティストリーYEARBOOK 2021』

このたび、『マイクロデンティストリーYEARBOOK 2021』(日本顕微鏡歯科学会・編)が出版された。まことに喜ばしい限りである。評者自身も外科用顕微鏡を使用して20年近く経過してきているが、当時と比較するとまさに歯科界において完全に認知され、その有効性が認められたといえよう。黎明期においては、マイクロスコープは一部のマニアックな歯科医師のみが使用するものとして考えられていたが、現在ではマイクロスコープは根管治療においては必須であるのみならず、補綴処置から歯周治療および外科処置と歯科全般にその威力を発揮してきている。 また、需要が飛躍的に増加したことにより、メーカー各社も新機種を発表してきており、性能の向上も著しい。PART4のProducts Information & Case Presentationに示されるように、デジタル機器の進歩と相まってマイクロヴィジョンの高精度化と情報の共有、結果として臨床レベルの向上へとつながった。 では、内容をパートごとにみてみよう。PART1では巻頭アトラスとしてマイクロスコープを活用した審美修復治療というテーマで、現在のキーワードである低侵襲、高精度、確実性を示す素晴らしい症例が提示されており、従来のマイクロスコープの適応が大きく拡大して発展してきたことを示している。ルーぺ等の拡大鏡との差がよく論議されるが、マイクロスコープはさらなる強拡大と明るさ、情報の共有と保存が可能であること、ポジションが術者にとって負担が少ないなど、別の用途で使用すべきものと考える。 PART2ではマイスタイル、マイクロネイテイブ世代といったそれぞれの臨床スタイルから感染予防対策、さらには新しいさまざまなアイデアも示されており、非常に興味深い。今後はわれわれが想像だにしなかった境地をマイクロスコープの力を支えに切り開いていくのであろう。PART3の気鋭プレセンテーションではマイクロスコープをバネに伸びていこうという、パッションを感じる。さらなる飛躍を予感させる。 マイクロスコープに関して術者とアシストの間の乖離が問題であるとかねてより考えていたが、歯科医師が術者であり、歯科衛生士はアシストといった図式から、歯科衛生士自身が術者という新しい展開も確立しつつある。学会認定歯科衛生士のプロジェクトが推進されていることも喜ばしい限りである。 結論として、マイクロスコープは単に強拡大を獲得するためのインスツルメントではなく、見たことのない新たな境地へと誘う魅力的な伴侶となりうる。本書はこれまでのマイクロスコープの概念を打ち砕くインパクトをもっており、マイクロスコープ未経験者のみならず、経験者も新たな視点を得ることができるであろう。最後に編集委員長であり、日本における顕微鏡歯科のパイオニアである鈴木真名先生と編集委員の先生がたの多大な労力とその成果に心からの敬意を表すものである。 評者:勝山英明 (神奈川県・医療法人社団さくら会理事長,一般社団法人ITI ジャパン理事長) 日本顕微鏡歯科学会・編 クインテッセンス出版 問合先:03‐5842‐2272(営業部) 定価:6,050円(本体5,500円+税10%)・178頁

最新の知見・治療法等を集積して、発刊され続けることを期待する書籍
『SAFE Troubleshooting Guide Volume 6 生物学的合併症編』

本書は2008年に発足したSAFE(Sharing All Failed Experiences)が、インプラント治療におけるトラブル症例を提示し、その対処法・解決法について解説しているシリーズである。そもそも、インプラントのトラブルに特化して症例を集め、書籍にすること自体が非常にユニークである。現在のインプラント周囲炎を含めたトラブルの多発を考えると、本シリーズの企画は先見の明があったといわざるをえない。 このシリーズは2016年から定期的に発刊されており、Vol.1 機械・構造的合併症編、Vol.2 患者由来性合併症編、Vol.3 外科的合併症編、Vol.4 補綴・技工的合併症編、Vol.5 審美的合併症編に続き、今回が最終編Vol.6 生物学的合併症編となる。毎回、興味深く拝読させていただいてきたが、このシリーズの特徴的なところは、SAFE会員が実際に経験した症例を提示し、まず、その経過と原因について考察する。続いて、実際に行った解決法の経過と結果が、口腔内写真・エックス線写真等とともに記載される。さらに、もう一歩踏み込んで、経験豊富なSAFEの先生が、症例に対する文献的考察と見解・予防策について考察しており、補足として最新かつ効果的な薬剤や機器が多数紹介されている。 提示される症例は、その対処法を①外科的侵襲、②高度な知識・技術、③長期的な治療期間、④高額な治療費の4つの要素を用い、6つの難易度にクラス分けしている。そして、そのレベルに該当する症例が多数網羅されているので、自分が抱えているトラブル症例がどの程度の難易度であり、どのように対応すべきか一目瞭然、スッキリと飲み込めるため、幅広い要望に答えることができる満足感を味わえる書籍である。 この書籍に期待することは、インプラント治療でのトラブル症例を抱えている先生が、参考にするばかりではなく、これからインプラント治療を始める先生こそが、この書籍をまず手に取って熟読することをお勧めしたい。事前にトラブルに関する知識を蓄えておくことで、インプラント治療を行ったがために、口腔内の不具合を訴える患者が、相当数減るのではないかと期待する。現在、インプラント治療は、天然歯を守るためや歯周治療での包括的治療の1つのオプションとして、コンセンサスを得ている。そこで、インプラント治療に今一歩踏み込めずに躊躇されている先生が、本書を手に取ることにより、インプラント治療にともなうトラブルに対する不安が解消され、先生の背中を押してくれると期待する部分もある。評者も勤務医を雇用している立場として、まず勤務医がインプラント治療を行うのであれば、このシリーズを6巻すべて熟読してからスタートするように教育しようと考えている。 このシリーズは、いったん今回で終わりを迎えるが、いずれパート2,パート3として最新の知見・治療法等を集積して、発刊され続けることを期待する書籍である。 評者:高井康博 (広島県・高井歯科医院) 『SAFE Troubleshooting Guide Volume 6 生物学的合併症編』 大月基弘/奥田裕司/和田誠大/中居伸行/ 中島 康/畠山善行/横谷亜希子・監著 クインテッセンス出版 問合先:03‐5842‐2272(営業部) 定価:13,750円(本体12,500円+税10%)・172頁

患者さんのモチベーションに苦慮する歯科医師・歯科衛生士の救世主
『患者さんも"納得"!Dr. ササキタケシの歯周治療モチベーションアップの鍵』

まず本書を読み進めていくと、評者がこれまで拝見してきた著者の数多くの素晴らしい臨床とその長期的な維持の秘訣がここにあったのかと驚きを隠せなかった。 著者である佐々木猛先生は、小野善弘先生と中村公雄先生に師事され、歯周治療を中心に包括治療を臨床の軸としたJIADS(The Japan Institute for Advanced Dental Stutdies)で研鑽を積まれ、臨床をするかたわら、日本のみならず世界でご講演されるなど、歯周治療の技術とそれに調和した補綴治療の完成度の高さはいうまでもない。 臨床では、どちらかというと技術的な側面に目がいきがちだが、それよりも大事にすべきことをあらためて本書から気づかされた。いくら最新の技術を習得して実践を試みようとも、患者さんと歯科医師・歯科衛生士との間に良好な信頼関係を構築できなければ、患者さんを治療のスタートラインに導くことすらできない。往々にしてそのような苦い経験をされた方も多いのではないだろうか。そのような経験をされている歯科医師・歯科衛生士の方がたに、ぜひ手に取ってご覧いただきたい1冊である。 本書は、著者が25年あまりの歯科臨床で学ばれた、医療人としての心構えや臨床で得られたエッセンスが詰め込まれており、いかにして歯周治療へのモチベーションを高めるかを説いた書である。しかし、ただ単なる歯周治療へのモチベーションアップの内容ではなく、いかに患者さんの心をつかんで離さないか、そのノウハウが詰め込まれている。 本書は、2編で構成されており、Part1では、「歯科治療に対する意識改革と信頼関係を築くために必要な9つの鍵」として、術者と患者さんが同じゴールを共有し、患者さんがみずからの意思でゴールに向かって進んでいけるようにするためにはどのようなアプローチが必要なのかを、著者の経験をもとに臨床に即したわかりやすいキーポイントで解説されている。また、オリジナルで製作された歯周病の病態模型を使った説明方法など、巷によくある歯周病へのモチベーションをうたった書籍とは一線を画す表現と内容で、読んだその日から即実践に活用できる。 Part2では、「歯周病とその治療の説明の実際 患者さんに伝えたい7つのコト」として、Part1の知識をベースとし、実際に歯周病のコントロールをしていくために伝えるべき情報を整理し、患者さんへの説明(会話形式)を交えながら7つの項目を解説されている。 本書は、48ページと非常にコンパクトにまとめられており、隙間時間で読み切れるボリュームと頭に入ってきやすいイラストで非常に理解しやすい内容となっている。しかし、その手軽さとは裏腹な本書に凝縮されたエッセンスが、歯周病でお困りの多くの患者さんや、日常臨床で患者さんのモチベーションに苦慮されている歯科医師・歯科衛生士の救世主となることを望んでやまない。 評者:大川敏生 (兵庫県・大川歯科医院) 佐々木 猛・著 クインテッセンス出版 問合先:03‐5842‐2272(営業部) 定価:4,400円(本体 4,000円+税10%)・48頁

日常臨床の疑問を解決し、明日の臨床に役立つ一冊
『セルフケア指導 脱!誤解と思い込み今はこうする!最新の解釈&臨床』

書評コーナーで評者自身のことを紹介するのは恐縮だが、評者の趣味はマイクロスコープを覗くことと臨床論文を読むことである。日々出版される学会誌の目次がメールで届くようにアラートを登録しており、そのなかでも臨床疫学的にエビデンスレベルの高い論文にはできるだけ目を通すようにしている。そうすると,一般的に世の中で正しいと信じられていることが、最新の臨床論文では異なる結果を示していることが少なくないと感じる。また、このような情報は日本語になり常識として広まるまでにかなりの年月を要し、広まらないことさえあると感じる。 本書の醍醐味、魅力は目次に示されている「誤解」や「思い込み」を、最新の科学的根拠をもとに解説されていることだ。せっかくなので、目次をいくつか紹介したいと思う。 ・キシリトールはう蝕予防に効果がある ・口腔が不衛生だと、心筋梗塞のリスクが高くなる ・歯周病治療は糖尿病の悪化を防ぐことができる ・妊婦の歯周病は早産のリスクになる ・手用歯ブラシより電動歯ブラシのほうが歯科疾患予防に効果がある ・6歳未満で1,000ppmを超えるフッ化物配合歯磨剤を使用するのは危険 ・フロスは、う蝕や歯周病予防に効果がある このタイトルを見て、「え? 違うの?」とドキドキした方は、ぜひこの本の答えと解説を楽しんでいただきたい。きっと新しい発見があると思う。また、エビデンスを臨床でどう応用するかの解説もあり、日常臨床の疑問を解決し、明日の臨床に役立つ内容になっている。 書籍の構成として、それぞれの誤解や思い込みに対して4ページで解説してあり、興味のあるテーマを短時間で読めるようになっている。まず1ページ目は、誤解や思い込みとその答えと誤解に至った背景がまとまっており、その先のページでは、論文の解説、臨床における解釈が詳細に解説してある。毎日忙しく過ごしているスタッフが、ちょっとした空き時間に目を通すだけでも新しい知識を身につけられるだろう。 また、より詳しい内容を知りたいという先生がたには、ここで採用された論文の研究デザインを調べたり、システマティックレビューであれば採用された個々の論文を読んだり、フォレストプロットやオッズ比やリスク比、平均の差の意味を知ると、さらなる新しい発見があって面白いかもしれない。 臨床的には、これまで重要と思われていた内容の効果が低いとわかれば、無駄な労力を減らせる。その一方で、信頼性の高いエビデンスで効果が示されているものを取り入れないことは患者利益の損失につながると考えられる。医院にとってもスタッフにとっても患者さんにとっても、知っておきたい知識がたくさん詰まった一冊である。 評者:泉 英之 (滋賀県・西本歯科医院) 高柳篤史・監著/相田 潤/遠藤眞美/ 佐藤涼一/鈴木誠太郎/山岸 敦・著 クインテッセンス出版 問合先:03‐5842‐2272(営業部) 定価:5,500円(本体 5,000円+税10%)・116頁

歯科医療と口の大切さを教え、考えを深める大切な役割を果たす一冊
『「ずっと元気」をかなえる歯科患者学 知りたいこと あなたにかわって歯医者さんに聞きました』

本書は、歯科医療確立にご尽力されている日歯連盟会長の高橋英登先生とノンフィクション作家としてご活躍の高見澤たか子さんの共同作業で刊行された。予防から治療までを広く記述し、現在の歯科医療像と未来への道を的確な輪郭線で表した内容で、これが「患者学」という本書の題名の意味を明示している。 本書のなかで印象に残る記述を選んで述べてみたい。それは第二章の「歯磨き習慣は自立への一歩」という言葉である。この項目を評者の責任で要約すると、子どものう蝕が減るなかで、「虫歯と無縁の幸せな子ども時代を過ごしたら、一生それは続くのか」と問うた後、「ここに落とし穴が待っている。それは大人になって一人暮らしを始めると、生活の乱れから口の中に病気が起きてしまうからだ」としている。つまりう蝕と無縁だったのは親の保護の結果で、この人は本当に自立していたのか、と重要な課題を提示する。 何故これが重要なのか。私事で恐縮だが、昭和40年代の初めに当時新興の小児歯科を評者が学び始めた時、3歳児のう蝕罹患率は98%を超え、なんと子どもに総義歯を作り、さらに8か月も待たねば受診できないという最悪の状況だった。そこで評者は、治療を待つ子どもたちのために日本で最初の組織的な「虫歯予防教室」を開催した。このなかで評者が考え続けたのは、育児の意味と意義についてだ。育児とは単に子どもの世話をすることだけではない。私たちは「ヒト」として生まれ、さまざまな学びにより「人間」という存在になっていく。育児とは、この過程の最初の段階で、子どもたちに愛情をもってさまざまな経験を与えてヒトが人間になるための学びの機会を作ることなのだ。 本書はそれを「歯磨き習慣は自立への一歩」という的確なタイトルで示している。歯磨き習慣は単に磨き方を教えることではなく、自分のことは自分でするという「自立の精神」を学ばせる最初の機会なのだ。 評者は、「ヒト」が「人間」になるためには二つの「じりつ」つまり「自立」と「自律」が必要だと思っている。かつて、哲学者はそれを「ホモ・ペルセ」(自らの上に立つヒト)と定義し、福沢諭吉は「一身独立」と言った。 本書で示されたように、歯科医療の目的は最後まで自分の口で食べられるように人生を支えることだ。しかし、それは自分のためだけではない。鴨長明は「方丈記」で、飢餓の京都の光景を「さりがたき妻、をとこ持ちたる者は、その思いまさりて深き者、必ず先立ちて死ぬ」と書いた。飢餓のなかでは愛情の深い者が必ず先に死ぬ。何故なら、食べ物をまれに手に入れても自分は食べず、大切な相手に与えるからだと。 歯科医師がいつも向き合う「口と食」は、このような深い意味をもつ「場とその営み」なのだと思う。 本書は読者に歯科医療と口の大切さを教えてくれるだけでなく、その考えを深める大切な役割を果たすことになるだろう。 評者:大久保満男 (静岡県・歯科大久保医院) 高橋英登/高見澤たか子・著 クインテッセンス出版 問合先:03‐5842‐2272(営業部) 定価:4,180円(本体 3,800円+税10%)・208頁

未来の歯科治療を教えてくれる一冊
『保険に生かせて不定愁訴にも効く口腔漢方処方早わかりガイド』

本書の執筆者である王宝禮先生は、現在大阪歯科大学の教授で、長年漢方医学を専門に研究されてきた方である。なかでも、王先生は歯科における漢方薬導入の立役者で、平成24年4月の保険改正にともない「歯科関係薬剤点数表」に漢方エキス製剤7方剤が記載され、平成30年4月の改定では、漢方エキス製剤11方剤(立効散、半夏瀉心湯、黄連湯、茵蒿湯、五苓散、白虎加人参湯、排膿散及湯、葛根湯、芍薬甘草湯、補中益気湯、十全大補湯)が歯科保険適用の範囲と拡大されたのも、王先生あってのことである。 さて、評者が本書を初めて手にした時、植物図鑑を手にとるような懐かしい感覚がよみがえり、心が躍った。 まず1章では、私たち臨床家が知りたい口腔乾燥症や口内炎などの口腔疾患への薬物療法を、西洋薬の選択から漢方薬の選択へといざなってくれ。そしてチャート式で見やすく、かつ使いやすい。おまけに問診表や質問票、チェックシートもあり、日常診療に導入しやすい。 2章では歯科で処方頻度の高い32種の漢方薬が紹介されている。この章ではまさに植物図鑑を見ているようで、興味深い。 3章では漢方薬の副作用と相互作用が解説され、漢方薬を処方する時、漢方薬を服用している患者が来院した時の対応がわかる。漢方薬の相互作用については2年後の歯科医師国家試験に出題される見込みなので、今後ますます目が離せないだろう。 4章には、以前からある漢方薬の素朴な疑問として、歯科保険に関してQ&A形式で王先生がスマートに答えてくれている。開業医として一番知りたいことは、どの漢方薬が保険に通るかだ。本書はそれを多角的に説明している。 ところで、漢方で難しいところは、さまざまな漢方医学用語が登場することだ。たとえば「虚」、「実」、「気」、「血」、「水」などはユニークな説明がなされている。とくに、漢方薬の薬効分類を知ることが日本の漢方薬を理解していく基礎になると実感した。 さらに本書に散りばめられた口腔乾燥症、化膿症、口内炎などの各症例報告、投薬時のPointは、漢方を立体的に理解させてくれる。道草的なコラムは知恵袋のようで,COVID-19への漢方薬、むくみ、附子末についてがとくに勉強になった。 筆者の卒前、卒後教育を振り返った時に、主に西洋医学の補綴、保存治療学の教育を受け、口腔疾患を薬物療法で対応する内科学的な教育はあまり受けなかったように思う。ましてや、東洋医学の漢方薬などは遠い存在であった。 しかし、社会背景や歯学部教育の変革からも、やがて日々の歯科臨床で漢方薬が特別な存在ではなくなるだろう。本書は未来の歯科治療を教えてくれる一冊でもある。 評者:津島克正 (青森県開業・津島歯科) 王 宝禮・著 クインテッセンス出版 問合先:03‐5842‐2272(営業部) 定価:5,500円(本体 5,000円+税10%)・104頁

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