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【前編】歯科医院の福利厚生とは?
年収や就業規則についての本音に迫ります

2021/10/19 歯科医院経営

歯科医院の福利厚生や就業規則は院長の考えに左右される傾向があり、一般的な企業に比べるとオリジナリティがある規則がある医院もあるでしょう。
年収も歯科医院によって上下が激しいため、若手歯科医師がどれくらい支給されているのかも気になる先生も多いと思います。

今回は、現在、歯科医師として歯科医院で勤めて2年目なるB先生に、年収や歯科医院の福利厚生、就業規則に対しての考えをインタビューし、若手男性歯科医師の本音に迫ります。

若手歯科医師の年収とは

インタビュアー 
大変忙しい中、インタビューをお受けいただき、誠にありがとうございます。 勤めている歯科医院の福利厚生や就業規則について、お話ししていただきたいと思います。 早速ですが、先生の現在の年収をお聞かせいただけますでしょうか。

B先生
現在の年収は540万円ほどです。
歯科医院に勤めているので、同年代の他職種から比べると多い方だと思っています。

インタビュアー
おっしゃるように、同年代で先生くらい稼いでいる方は少ないように思います。
年収が500万円を超えていることに驚きましたが、歯科医院で日々忙しく働かれているとお聞きしていたので、もっともな額だと感じました。
お答えいただいた年収はボーナスも含まれている額でしょうか?

B先生
もちろん、ボーナスも支給されています。
額をいうと、年に100万円ほどいただいています。

インタビュアー
ボーナスも支給されての年収なのですね。
ボーナス100万円はありがたく感じる額のように思います。
先生はこれから歯科医師としてスキルアップされていく中で、年収も増えると思いますが、
差し支えなければ、20代後半、30代、40代のそれぞれの希望年収を教えていただけますでしょうか。

B先生
現在の歯科医院で働いていても年々給与も増えていきますが、将来的に独立も視野に入れています。それを踏まえて年代別に希望額でいうと、以下のような感じです。

20代後半:700万円
30代:1000万円
40代:2000万円
インタビュアー
お答えにくい質問にも答えていただき、ありがとうございます。
40代で2000万円も稼げる方は全国的にみても少ないように思います。
ボーナスや毎月の給与の使い道も教えていただけますでしょうか。また、どれくらいの費用をかけているのかも教えていただけますと幸いです。

B先生
基本的には生活費や自己投資、交際費に使っています。
1人暮らしをしていることもあり、生活費は20万円です。
そのほか、自己投資・交際費に5万円ずつ使っています。
自己投資とまとめていますが、主にセミナーへの参加費や交通費、また専門書の購入費ですね。専門書はすごく高額のものもありますが、勉強のために購入しています。

有休の取得のしやすさ、交通費支給の有無

インタビュアー
一般的な会社であっても、有休の取得のしやすさは会社によって異なります。
歯科医院でも医院それぞれの就業規則があると思うので、有休の取りやすさも異なるかと思います。先生が勤めている歯科医院では、有休を取得しやすいと思われますか?

B先生
私の勤務先の有休の希望は通りにくい方だと思います。勤務年数が少ないことも理由になると思いますが、基本的には、正当な理由を伝えなければ有休は取れません。
日々多くの患者さんが来院されるため、歯科医師が常駐していなければならず、休みにくい仕事だと思っています。

インタビュアー
有給休暇が取れた際、どういったことをされているのかお聞かせいただけますでしょうか。

B先生
年齢が27歳になる年代であるため、周りの友人が結婚ラッシュでして。
最近は、友人の結婚式などで有休を取得することが多いです。
式自体は土日に行われますが、地方で行われる場合は、前日入りすることもあるので、
有休を使って休ませてもらうようにしています。

インタビュアー
地方での開催の場合は、平日に休まなくてはならない場合もあると思います。
実際に、有休は年内に消化しきっていらっしゃいますか?

B先生
はい。参加したいセミナーなどがあれば休まないといけない時もあるため、年内に消化できています。

インタビュアー
研修会・セミナー参加する場合、有休を使わずに参加することもありますでしょうか?

B先生
研修会・セミナー参加という理由では、有休を使わず休むことはできません。
平日にどうしても行きたいセミナーがある場合は、有休を使う必要があります。
勤めている歯科医院の就業規則でできるところもありますが、基本的にどこも休めないかと思います。

インタビュアー
勉強のために研修会・セミナーに平日参加されることも多いかと思います。
研修会・セミナーに参加する場合、開催場所までの交通費は支給されるのでしょうか?

B先生
交通費は支給されないです。研修会・セミナーは自らの意思で参加するので、交通費は出ません。勉強のために参加しているので、交通費も自己投資だと思っています。

インタビュアー
勉強のための自己投資という気持ちで、研修会・セミナーに参加されていて、頭が下がります。
全国各地で研修会・セミナーは開催されていると思いますが、勤めている医院全体で参加されることもありますでしょうか?

B先生
従業員と参加するセミナーが同じだったことはありますが、歯科医院に勤める従業員全員で参加することはありません。

まとめ

「正当な理由を伝えなければ有休は取れない」「毎月専門書などを購入している」をお答えいただいたことが、若手の先生らしく印象的でした。 若手歯科医師のB先生は勉強のために、セミナーに参加することも多いですが、勉強にあてる費用は自分で捻出しているようです。 『【後編】歯科医院の福利厚生とは?年収や就業規則についての本音に迫ります』では、引き続き、同じ男性若手歯科医師のB先生の『求める福利厚生』『就業規則への考え』についてのインタビューをご紹介します。