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ウェブマーケティングのプロに聞く!
ネットを活用した集客の極意
〜その②Googleマイビジネス編〜

2020/3/5 歯科医院経営

ウェブマーケティングを歯科医院経営へ活かす方法について、前回はLINE@を使った集客術をお伝えしました。 
【関連】ウェブマーケティングのプロに聞く!ネットを活用した集客の極意〜その①LINE@編〜

LINE@は、一度来た患者さんを再度来院へつなげる機能がたくさんありましたが、今回は新規患者さんの集客に向いているツールのひとつとして、「Googleマイビジネス」をご紹介します。 
 
患者さんにとって、自分の家の近くに歯科医院があるかどうかはとても大事な点です。
そんなとき、Googleマップで探すことが一般的になりつつありますが、このマップ上の検索で見つけやすくするツールが「Googleマイビジネス」です。 
 
Googleマイビジネスをうまく使うと、歯科医院の認知度アップが可能となるだけでなく、集客にもつなげることができるのだとか。 
今回も株式会社ケイ・ブリッジ代表取締役CEOの金井弘一朗さんをお迎えし、歯科医院におけるGoogleマイビジネスの活用方法について話を聞いてみました。 

Googleマイビジネスとは?

インタビュアー ではまず、Googleマイビジネスとはどんなツールであるのか、教えていただけますか? 金井 Googleマイビジネスとは、Google検索やGoogleマップに店舗の情報を登録するツールです。 例えばGoogleマップで【梅田 ランチ】と検索したとき、梅田駅周辺のお昼ご飯が食べられるお店が地図上にずらっと出てきますよね。 地図での位置とお店の情報を表示させるためのツールがGoogleマイビジネスです。 ちなみに、Googleマイビジネスに力を入れる対策のことを「MEO」と呼んでおり、最近は専門の業者も増えています。 インタビュアー Googleマイビジネスと使うことで、実際にどんなことができるのでしょうか? 金井 基本となる使い方としては、地図情報と一緒に電話番号や住所、ホームページ、営業時間といった店舗の情報を掲載します。 ちなみに、写真もいっしょに載せることができます。 インタビュアー 確かに私たちがお店を探すときにまず知りたいのは、場所や営業時間などの基本的な情報や雰囲気ですよね。 あとは口コミ情報などもチェックしたい気がします。 金井 Googleマイビジネスでは他のユーザーから口コミをいただくこともできます! また、自分のお店の最新情報を投稿できたりもするので、期間限定のキャンペーン等の告知も行える点は、LINE@との共通点であると言えますね。 さらに、Facebookページやホームページ等のリンクを掲載することで、集客の効果が増すことは間違いありません。 インタビュアー ただ地図上に位置情報を表示させるだけでなく、多くの機能があるんですね! 引用:Googleマイビジネス

なぜGoogleマイビジネスに力を入れる必要があるのか

インタビュアー 集客をするにあたって、なぜGoogleマイビジネスに力を入れる必要があるのでしょうか?」 金井 今の時代、誰もがインターネットで情報を検索しますが、検索エンジンの中でもGoogleが9割のシェアを占めている時代だからです。 検索結果が表示される際に位置情報が利用され、検索結果はGoogleマップの位置情報と一緒に表示されますよね。 検索するユーザーには、「今いる場所(家・職場)から近いお店・病院等を探したい」というニーズがあるため、Google側が位置情報を合わせた検索結果を出すようになったのです。 インタビュアー そんな背景があったのですね。歯科医院の集客にはどう繋がるのでしょうか? 金井 GoogleマイビジネスでのMEO対策は検索結果の上位表示につながるだけでなく、歯科医院の認知度を高めることもできます。 患者さんがインターネットで歯科医院を検索する際は、歯科医院の名前で検索するのではなく、「地域名+歯医者」といった検索の仕方が多いからです。 インタビュアー 対策が重要であることは分かったのですが、費用の面が気になります・・・。 金井 Googleマイビジネスは、登録や更新などすべて無料で行うことができるのでご安心ください。 販売促進や宣伝などにお金をかけることが難しい歯科医院にとって、これは大きなポイントになるのではないでしょうか。 Googleマイビジネスをうまく活用することで、費用をかけずに大きな効果を得ることができる可能性があります!

歯科医院におけるGoogleマイビジネスを使った集客方法

インタビュアー 多くの歯科医院がホームページを持っていて、大概はそれで大丈夫では?と考える歯科医師の方も多くいらっしゃいます。 歯科医院がGoogleマイビジネスに力を入れるべき理由って何なのでしょう? 金井 最近ではどこの歯科医院もホームページを持っており、ただホームページを作るだけでは集客することが難しくなっています。 Googleマイビジネスの対策をすれば、歯科医院の場所に加えて口コミやその他の情報を提供することができ、患者さんの歯科医院選びにおける判断材料となり得るため、歯科医院への来院につなげやすいと言えるでしょう。 実際にGoogleマイビジネスの対策をすることによって、電話の問い合わせが約10倍に増えたり、来院数が2倍になったケースも耳にしたことがあります。 引用:Googleマイビジネス インタビュアー 歯科医院のホームページが乱立している中で、何もしなければ埋もれてしまいますもんね・・・。 では実際にGoogleマイビジネスを使って、どのように集客へつなげられるのでしょうか? 金井 Googleアカウントを手に入れ、アカウントを使用してGoogleマイビジネスに登録します。 Googleマイビジネスに登録したときには、必ず歯科医院の住所・診療時間などの基本情報を入れましょう。 患者さんが知りたい情報を先に記載しておくことで、歯科医院の認知を高めて来院へ誘導することができます。 インタビュアー その他はどんな情報を載せれば良いのでしょうか? 金井 基本的な情報を載せるだけでなく、歯科医院のイベント情報などを投稿することが大切です。 高頻度で更新・運用することで、Googleマップに表示されている歯科医院の情報が新しく、アクティブ状態であるとアピールすることができます。 期間限定の告知等も載せておくと、より集客につなげやすいでしょう。 引用:Googleマイビジネス

Googleマイビジネスを使うときに気を付けたいこと

インタビュアー では、Googleマイビジネスを使うときの注意点などがあればお伺いしたいです。 金井 まず気をつけたいことは、【悪い口コミを無視しない】ことです。 Googleマイビジネスをやっていると、「受付の人の対応が悪かった」「病院が古い」などの気になる口コミをいただくこともあるでしょう。 そんなときに口コミを表示するだけでなく、返信機能などを使い真摯に対応している姿を見せるようにしましょう。 インタビュアー 確かに、悪い口コミを見たときについ怒りたくなってしまうときもありますよね。 金井 もちろん、あまりに悪質な内容であればGoogleに通報することもできます。 ですが、口コミは実際の患者さんの声としてきちんと受け止めて対応している姿を見せた方が、後々Googleの評価につながり、結果的に検索順位にも良い影響が出てきます。 また丁寧な対応をすることによって、悪い口コミを投稿した患者さんがリピーターとしてまた歯科医院に来院してくださることもあるかもしれません。 インタビュアー 他にも気をつけるべき点はありますか? 金井 はい、細かい項目で大事な点は、露出している各媒体における住所・歯科医院名・電話番号をすべて同じ表記にすることです。 Googleマイビジネスだけでなく、他のポータルサイトに掲載されているもの、ホームページに掲載されているものもすべて表記を一致させることが大切です。 例えば住所が都道府県からなのか、市町村からなのかもそろえる必要があります。 なぜなら、Googleはいくつかのサイト情報から判断して「同じ歯科医院だ」と判断しているためです。 つまり表記が一致していない=違う歯科医院だと判断されて位置情報と結びつけられない可能性があるので、注意しましょう。

Googleマイビジネスで他の歯科医院と差別化する方法は?

インタビュアー これまでのお話を聞いていると、Googleマイビジネスを使えば集客ができる!と考えがちですが、やはり他の歯科医院との差別化も気になるところです。 そこで、金井社長が考えるGoogleマイビジネスでの差別化のポイントは何なのか、教えてください。 金井 前回のLINE@と同じようなポイントになりますが、まずは基礎情報をしっかり入力しておくようにしましょう。 Googleの評価に関わることはもちろん、検索した患者さんにとっても行くか行かないかの判断がしやすいですよね。 文字だけでなく歯科医院の建物の外観、待合室などの写真を入れるとなお良いでしょう。 インタビュアー 確かに、家・職場から近いかだけでなく建物がキレイかなどの点からも来院するか否かを判断しますね。 データ分析をして医院のマーケティングにつなげることは可能なのでしょうか? 金井 Googleマイビジネスでは「インサイト」という分析機能を使って自分の歯科医院が何回検索されたりクリックされたかを見ることができます。 そのため、例えば検索されている数が少ない場合はもっと認知度を上げる必要がある、クリックされる数が少ない場合は情報を充実させて興味を引くなど、分析・改善することが大切です。 もちろん少し手間はかかるかもしれませんが、この改善によって検索上位に出ることができると、歯科医院に対するお問い合わせの数に変化があるはずです。 引用:Googleマイビジネス インタビュアー なるほど。 まずは一回基本的な情報を掲載してから、試行錯誤しながら改善していくということですね。 ありがとうございました!

まとめ

今回は、Googleマイビジネスの活用方法についてお伝えしました。 今や検索エンジンのほとんどがGoogleとなっていて、検索内容は位置情報を含めて表示されるようになりました。そのため、Googleマイビジネスに力を入れてMEO対策は必須でしょう。 もちろんGoogleマイビジネスでの対策はすぐに検索結果上位が狙えるものではないため、長期的な施策が必要になります。 しかし、この試行錯誤の繰り返しが歯科医院の集客、ひいては経営に影響を与えることは間違いありません。 次回は一般的に集客に有効とされている「Web広告」についてお伝えします。 【関連】ウェブマーケティングのプロに聞く!ネットを活用した集客の極意〜その③WEB広告編〜