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2026年6月のピックアップ書籍

2026年6月のピックアップ書籍
2026年6月のピックアップ書籍

エキスパートの抜歯手技を圧巻の視覚資料で詳解した究極の指南書! 認定医・専門医のための口腔外科ポイントマスターvol.2 抜歯手術上 基礎知識と基本手技・難抜歯・上顎埋伏歯等抜歯 認定医・専門医のための口腔外科ポイントマスターvol.3 抜歯手術下 下顎埋伏智歯抜歯・偶発症・有病者の抜歯

公益社団法人日本口腔外科学会・編 堀之内康文・責任編集/著 池邉哲郎・編集協力/著 クインテッセンス出版 問合先 03-5842-2272(営業部) 定価 各15,400円(本体14,000円+税10%) ・上巻192頁 下巻204頁 評 者 山城崇裕 (福岡県・やましろ歯科口腔外科) 口腔外科の手技は、日本全国どこへ行っても、育った環境や指導医の哲学によって微妙に異なる。しかし、その違いの奥には、共通して受け継がれてきた“基本”が確かに存在する。 われわれの世代が手軽に入手できる情報から学んできたのに対し、上の世代は名著とよばれる洋書を一語一句読み解きながら、外科の原則を身体に刻み込んできた。その“基本”こそが、現在もなお下顎智歯等抜歯の土台を支えている。本書はその基本を現代の臨床に即して隅々まで解説した貴重な1冊である。 なかでも「直視直達」は、抜歯を円滑に進めるための技術であると同時に、偶発症の予防にも直結する重要な概念である。低侵襲を意識するあまり、狭い術野での操作に頼りがちになるが、十分な視野を確保し、基本に忠実に進めることこそが、結果としてもっとも安全で確実な治療につながる。本書は、その“基本”の意義を改めて思い起こさせてくれる。 堀之内康文先生は、歯学書のベストセラー『必ず上達 抜歯手技』の著者として広く知られている。増刷を重ね、増補新版も刊行された名著であり、この1冊で十分ではないかと感じていた。しかし、本書はそれをさらに上回る内容へと進化しており、その充実ぶりには驚かされる。収載されている埋伏歯の難症例は非常に豊富で、そのバリエーションも多岐にわたる。これほど多様な症例を体系的に提示した書籍は、これまでになかったのではないだろうか。 掲載されている写真の見やすさは、術中出血の少なさ、すなわち基本に忠実な手術操作の質の高さを如実に示している。貴重な症例において、これほど良好な視野で撮影が可能であったこと自体が、本書に示される基本手技の確かさを物語っている。イラストや写真は一見すると容易に抜歯が行われているように見えるが、適切な術野を形成することで、安全かつ確実な抜歯が可能となることを示している。私自身も、症例一つひとつを丁寧に振り返り、技術を磨いていく必要性を改めて認識した。 われわれは的確な診断と十分な治療計画に基づき、偶発症を回避する抜歯を行わなければならない。そのためには、偶発症に関する知識の習得が不可欠である。本書ではその解説もさらに充実しており、大きな見どころの1つとなっている。また、池邉哲郎先生による有病者への対応に関する稿も、必要最小限で簡潔かつ実践的にまとめられており、臨床の場で非常に有用である。 さらに、本書では実際の抜歯動画を視聴することができ、セミナーでのライブオペ以上に繰り返し学習できる点も大きな魅力である。基本を学び、安全な手術を実践することが、患者とのトラブルを防ぐ重要な鍵となる。本書は専門医にとっても十分に読み応えのある内容であるが、とりわけこれから口腔外科を志す若手にとって、抜歯という外科の基本を学ぶうえで最良の1冊である。ぜひ本書を通じて技術を高め、患者のための臨床に還元していただきたい。

明日からの診療に生きる示唆に富む、初学者にも熟練者にもお勧めの1冊 そこが知りたい! Dr.とDHのためのインプラントのメインテナンス

黒嶋伸一郎・編著 加藤雄大/小山詩織/重谷怜佳/鈴木秀典/ 寺前亜美/中島 康/三上 格・著 クインテッセンス出版 問合先 03-5842-2272(営業部) 定価 10,780円(本体9,800円+税10%)・160頁 評 者 大月基弘 (大阪府・DUOデンタルクリニック) 読者の皆様は多くの講演や学会などで本書の編著者である黒嶋伸一郎先生の講演をお聞きになったことがある方も多いであろう。黒嶋先生は現在、北海道大学の冠橋義歯・インプラント再生補綴学教室の教授として活躍されており、本書の執筆陣もまたインプラントを守るスペシャリストたちばかりである。表紙には“わかりやすい”とあり、その言葉どおり、インプラントの歴史の変遷や構造、治療の流れ、押さえておくべきガイドラインなど、基本を丁寧におさえていく構成である。 随所に挟まれた黒嶋先生と鈴木秀典先生のコラムも、専門家には当然と思われがちであるが、多くの人が意外と理解しきれていない点をQ&A形式で、読者の理解を助けてくれる。読み進めると、三上 格先生が検査についてまとめた章が続き、特に目を引くのは「問診票を深掘りしよう」、「インプラントの検査でこんな場合は要注意」といった、臨床現場ですぐに役立つ視点である。その後には、加藤雄大先生、鈴木先生らによって編まれたプロフェッショナルケアとセルフケアの考え方、そして実際に用いる器具や補助清掃用具が、豊富な症例とともに紹介されている。多くのDr.、DHにとって参考になる情報が随所に散りばめられ、なかでも「歯間ブラシの使い方」、「フロスの使い方」といった身近なテーマが、具体的な症例をもとに丁寧に説明されている点が印象的である。インプラント治療を行う歯科医院は多いが、メインテナンスをどう行えばよいのか、よくわからないという声をDHから聞くことも少なくない。本書は、そうした疑問に真正面から答えてくれる内容である。症例を見ながら、自分が悩んでいる症例を思い浮かべて読めるのも本書の魅力だろう。 後半は中島 康先生によるアドバンス編へと進み、Dr.とDHとの連携がより重要となる内容へと発展していく。さらに巻末付録「ここが知りたいインプラント豆知識」も実務に役立ち、読み物としても楽しい。 本書は一貫して、学問を“わかりやすく”ひもとき、総論を頭に入れたうえで各論を症例ごとに考える大切さを学べるため、多くの読者に心強い1冊となるだろう。肩の力を抜いて、ぜひ、ワクワクしながら読み進めていただきたい。私自身も、自院で手がけた症例や、他院で埋入され当院でメインテナンスを担っている症例が次々と思い浮かんだ。 本書と日々の臨床との一致や違いを照らし合わせて読むのも興味深く、器具や用具の選択以上に、ゴールを見失わず患者ごとの状態を深く“診る”ことの大切さをあらためて考えさせてくれる。また、総論を押さえたうえで各論をテーラーメイドして提供することこそ、これからのインプラントメインテナンスに携わるDr.とDHに求められる姿勢なのだと実感した。明日からの診療に生きる示唆に富む、初学者から熟練者まで安心して勧められる実践的な1冊である。

名著『ベーシックGBR』の第2弾! 歯槽堤保存の決定版、ここに完結 ベーシック歯槽堤保存 もう迷わない抜歯窩補填・封鎖 材料の選択とARP術式

岡田素平太/菅田真吾/中田光太郎・著 クインテッセンス出版 問合先 03-5842-2272(営業部) 定価 9,900円(本体9,000円+税10%)・112頁 評 者 松野智宣 (日本歯科大学附属病院口腔外科) 1年2か月の時を経て、また新たな名著が誕生した。2025年2月に上梓された『ベーシックGBR』は、スタディグループ「ENの会」を主宰される中田光太郎先生が、愛弟子である安斉昌照先生とタッグを組んで作られた名著である。最新のGBRを豊富なイラストと臨床写真を用いて、懇切丁寧に解説した、極めてわかりやすい指南書として好評を博した。すでに多くの先生方がこの『ベーシックGBR』を手にされ、素晴らしい内容に感銘を受けたことであろう。 その第2弾ともいえる本書も、やはり同スタディグループの中心メンバーである岡田素平太先生と菅田真吾先生が、中田先生とともに前作同様のコンセプトで執筆されていた一冊である。 歯槽提保存(Alveolar Ridge Preservation:ARP)の目的は、適切な骨補填材料と封鎖材料を用いて抜歯後の歯槽骨の形態変化を最小限に留めることにある。これにより、インプラント埋入時のGBRを回避、あるいは小規模に抑えることが可能となる。したがって、歯槽堤保存やGBRをこれからはじめられる先生方には、本シリーズ2冊を、文字通り迷うことなくご購入いただくことをお勧めしたい。 それでは、本書の主な内容をご紹介する。本書も前作と同じく2部構成になっている。Part1「歯槽堤保存の基礎」とPart2「歯槽堤保存の臨床」からなっており、さらに本書では二次元コードから3つの歯槽堤保存の手技を動画で確認することが可能となっている。 Part1「歯槽提保存の基礎」では、歯槽堤保存の基礎知識として、抜歯後の歯槽骨の変化と歯槽堤保存の役割、インプラント埋入のタイミング、適応症と難易度、必要な器材とテクニック等が、写真とイラストを交え、参考文献を引用しながら学術的な裏付けとともに解説されている。とくに歯槽堤保存に用いる骨補填材料と封鎖材料の役割と選択基準は必読である。また『ベーシックGBR』同様、各Chapterのまとめが“Point”として簡潔に記載されており、要点の把握に非常に役立っている(Part2にも“Point”は記載されている)。 Part2「歯槽提保存の臨床」では、実際の歯槽堤保存の術式を、抜歯から抜歯窩の掻爬、歯槽骨形成などのポイントから、抜歯窩補填材料の充填法、さらに抜歯窩封鎖材料設置と抜歯窩縫合のテクニックなどが具体的に紹介されている。また、巻末のChapter9では、歯槽堤保存における合併症のタイムテーブルと対処法が示されており、臨床現場で大いに役立つことと思われる。 歯槽堤保存はGBRの基本となるテクニックである。ただし、選択すべき骨補填材料や抜歯窩の閉鎖、そして、埋入までの期間など、GBRとは異なったコンセプトが求められる。本書はそのポイントを1冊でマスターできる、まさに、「歯槽堤保存の決定版」と呼ぶにふさわしい新たな名著なのである。

あなたの人生と歯科医院の未来を変える1冊! 脱・院長の教科書

多保 学・著 クインテッセンス出版 問合先 03-5842-2272(営業部) 定価 3,630円(本体3,300円+税10%)・252頁 評 者 築山鉄平 (福岡県・つきやま歯科医院専門医療クリニック天神) 歯科医院を取り巻く環境は、大きな転換点を迎えている。人口減少、社会保障費の増大、人材不足、DXの進展、若者の価値観の変化。従来のように「良い治療をすれば患者は来る」「開業すれば安定する」という時代は終わりつつある。本書は、そんな激動の時代において歯科医院がどう生き残り、成長していくべきかを真正面から問いかける1冊である。 私と著者の出会いは2012年のOJ正会員発表の際である。2人とも歯周病・インプラントを専門とする臨床家と海外留学組という共通点があり、打ち解けるまでに時間はかからなかった。現在は海外の研修会や学会にともに参加し、さまざまな医療倫理や経営コンセプトを共有する良きビジネスパートナーである。 著者は卓越した技術をもつトップレベルの臨床家でありながら、優れた実績を築かれている経営者でもある。彼自身が5人で歯科医院をスタートし組織化・仕組み化を進め、複数医院と関連企業を運営するまでに成長させてきた経験は、本書にリアリティと説得力を与えている。 本書の核心的なメッセージは、「院長を辞めろ」ではなく、「院長である前に経営者であれ」という強烈な提言といえる。多くの歯科医師は専門知識と技術を武器に開業する。しかし歯科医院は個人の職人としての仕事だけではなく、実質的にはチームで動く1つの中小企業である。診療だけに没頭し、数字や人材、戦略を考えない医院はやがて限界を迎える。著者はその現実を、人口動態や業界構造、若い世代の価値観の変化など多角的な視点から鋭く解説する。 さらに本書では、歯科医院が「院長の体力に依存した労働集約型ビジネス」から脱却し、組織として機能する医院へ進化する必要性が語られる。スタッフ教育、理念経営、DX活用、人材マネジメント、財務理解など、医院を次のステージへ引き上げるための具体的な視点が示されている点は、多くの院長先生にとって実践的な指針になるだろう。とりわけ共感できるのは、「お金は結果であり目的ではない」という著者の哲学である。地域社会に価値を提供し、患者やスタッフの人生を豊かにする医院をつくること。その志に共鳴する仲間が集まり、結果として事業が成長していく。医療の本質と経営の本質がここで見事に重なる。 そして本書は若い歯科医師に向けた力強いメッセージでもある。20代は人的資本を磨く時期、30〜40代で社会的価値を築き、50代以降は経験を活かして組織を導く。このように人生を長期的な視点で設計するという考え方は重要な指針となるだろう。 もし、「診療に追われて経営まで手が回らない」「今後の医院の方向性に不安がある」と感じているなら、本書は間違いなく新しい視座を与えてくれる羅針盤である。院長のみであり続けるか、経営者になるか。その分岐点に立つすべての歯科医師に本書を強くお勧めする。読み終えたとき、あなたの医院の未来はきっと今とは違って見えているはずである。

インプラント治療の質を高めたいと考える歯科医師に必携の一冊 別冊ザ・クインテッセンス インプラントYEARBOOK2026 GCCG(Global Consensus for Clinical Guidelines) in Boston紀行

公益社団法人日本口腔インプラント学会・監修 クインテッセンス出版 問合先 03-5842-2272(営業部) 定価 7,700円(本体7,000円+税10%)・280頁 評 者 植松厚夫 (東京都・ウエマツ歯科医院) 本書は、インプラント臨床のアップデート版として毎年4月に刊行されるもので、現在のインプラント治療の全体像と今後の方向性がわかりやすく示されている。 巻頭特集では、2025年6月にボストンで開催された1st Global Consensus for Clinical Guidelines(GCCG)について取り上げられており、日本代表として日本口腔インプラント学会理事長の細川隆司先生、学術担当統括常務理事の近藤尚知先生、そして理事の萩原芳幸先生が参加された現地レポートとなっている。GCCGは、インプラント治療における世界共通のガイドラインを作る目的で開かれた世界的な会議である。これまでのインプラント治療は、国や学会ごとに考え方や方法に違いがみられることも少なくなかったため、そのようなばらつきをできるだけ少なくし、世界中のどこで治療を受けても一定水準を保てるようにしようという今後の世界的な方向性がわかる。 続くClinical Report & Product Informationでは、日本において薬機法で使用が認められている21社の主要インプラントシステムが紹介されている。それぞれのシステムについて、実際に使用している臨床家が症例を通じて特徴や利点を解説しており、単なる製品紹介にとどまらず、現場での使いやすさや応用のしやすさが伝わる構成となっている。骨の状態や審美領域への対応、即時荷重の可否といった、日常臨床で判断に迷うポイントについて具体的に示されている点は非常に参考になる。 世界共通のガイドラインを作ろうとしてGCCGが開催されたことからもわかるように、世界全体のインプラント企業の正確な数は明らかではなく、おそらく数百社規模の企業が存在しているといわれている。その中で、日本で実際に使用できるインプラントは、薬機法の承認を受けた限られた企業に絞られているということである。本書に掲載されている21社は、その中でも信頼性と実績を備えた主要な選択肢であるといえる。このように、現実的に選択可能な範囲が整理されている点は、臨床家にとって非常に有用である。 そして本書には、すぐれている点が三つある。第一に、各インプラント企業の世界的な動きと日常臨床の実際がバランスよくまとめられていること。第二に、執筆者が臨床家であるため、内容が実践的で現場に活かしやすいこと。そして第三として、日本口腔インプラント学会が監修していることから、日本市場が品質・安全性の観点から強く規制された環境であることを踏まえた情報整理がされていることである。 ここまでに述べたように、本書は日本においてインプラント治療を行い、日常の診療の質を高めたいと考える歯科医師はもちろん、研修施設で指導にあたる立場の先生や、使用するインプラントシステムを見直したいと考えている臨床家にとって大いに参考になる内容であり、一読の価値があると考える。

今後、マイクロスコープ歯科診療を始める先生方の必読本 別冊ザ・クインテッセンス マイクロデンティストリーYEARBOOK2026 マイクロネイティブ世代&歯科衛生士のこだわりの臨床活用法

日本顕微鏡歯科学会・編 クインテッセンス出版 問合先 03-5842-2275(営業部) 定価 6,600円(本体6,000円+税10%)・144頁 評 者 安斉昌照 (神奈川県・あんざい歯科医院) わが国のマイクロスコープ普及率は近年加速的に増加しており、多くの若手歯科医師は、一般診療をマイクロスコープ下にて行う、マイクロネイティブの歯科医師が年々増加している。それに加えて、歯科衛生士においてもマイクロスコープを用いることで、患者の行動変容に寄与し、質の高い治療や予防歯科を行っている。そのため、マイクロスコープの臨床応用は今後ますます重要なキーファクターとなってくる。そのなかで本YEARBOOKでは、4つのPARTから構成されるマイクロスコープの臨床応用の指南書となっている。 まず、PART1では、特別寄稿として、矢野隆章先生が「最先端光イメージングが拓く顕微鏡歯科学の新潮流」として顕微鏡歯科学の新しい未来について解説している。また、「マイクロネイティブ世代が語るマイクロスコープ臨床のこだわり」として、マイクロサージェリーのトップランナーである山口文誉先生、小川雄大先生、川名部大先生、菅田真吾先生による座談会が掲載されており、各先生のマイクロスコープのラーニングステージや、症例を交えてペリオ・インプラント分野のマイクロスコープ活用の有効性を示しており、さらに若手歯科医師へのメッセージとして、術中の動画を振り返ることで技術の向上につながると解説している。「大会長賞受賞記念」では、ブラックトライアングル閉鎖のコンポジットレジン修復として椋由里子先生が、マトリックスを改良することで効率的な修復が可能であるという、非常に興味深い内容を寄稿している。「最優秀ポスター賞受賞記念」では、池尻敬先生による、補綴装置装着時の下部鼓形空隙における余剰セメント対策として、PTFEテープとシリコーンチューブを用いることで、効率的な対策が可能であったと解説されている。 PART2では、歯科医院との遠隔連携診療として、マイクロスコープだからこそ可能な、口腔病理医とのリアルタイムの粘膜病変の診断や、歯科衛生士における口腔粘膜疾患の早期発見が可能であると報告している。また、歯科衛生士における予防処置時の拡大視野が患者のQOLの向上に寄与していること、さらに柴原清隆先生による「マイクロスコープにおけるサイナスフロアエレベーションのディシジョンツリー」では、筆者考案の術式選択が報告されている。 PART3では、4名の歯科医師・歯科衛生士による症例が寄稿されており、それぞれすばらしい内容となっている。 PART4では、各メーカーの新しい製品とそれぞれの特徴を臨床例とともに紹介をしている。 本YEARBOOKは、マイクロスコープユーザーの歯科医師・歯科衛生士が楽しめる内容の濃い1冊となっているとともに、これからマイクロ歯科診療を始める先生方においては必読本ではないかと考えている。ぜひ一読願いたい。

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