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<第1回>
「初診」は患者さんにとって
最大の”気づきのチャンス”です。

2019/3/11 臨床ライブラリ

患者さんが歯科医院に来院するきっかけには、さまざまな理由があります。例えば、詰め物が外れたとか、痛みがある、歯がグラグラする、入れ歯が合わない、などの主訴が多いでしょうか。

そんな場合、まず主訴である痛みや不快感を和らげる処置を行うことが先決です。詰め物が外れたなら、その詰め物を再度付ける、もしくは穴を埋める応急処置をして、とりあえず主訴をいったん解決させます。

その後、疾患歯の隣の歯がどうなっているのか、また、その歯の歯周組織の状態がどうなっているのか、歯周病になっていないかどうか。さらに、咬み合わせの問題も大切です。

例えば患者さんに「白い歯を入れたい」という要望があっても、歯ぎしりがひどかったり、クレンチングがある、食いしばりがある、そういう状態だとセラミックスが入れられず金属を使わないといけない場合もあるわけです。

ここでは、1本の歯を診るだけではなくて、お口の中全体の中の1本ということをトータルで検査したうえで「最適な治療」を患者さんに提案することが大切です。

ブラッシングが全然できていなくて、歯垢はベッタリ、歯茎は腫れている、そんな状態でう蝕の部分を削って詰めて「はい終わりです」では、その患者さんはまた必ずう蝕になってしまいます。また、仮にインレーが外れたとすれば、どこかに外れる原因があるはずなのです。それはう蝕だったり、あるいは咬み合わせの問題なのかもしれません。

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