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<第3回>
若林歯科医院で行われる
全顎的診査「歯科ドック」とは?②

2019/4/12 臨床ライブラリ

~プロービング検査で患者さんのモチベーションアップに繋げる~

「歯科ドック」の中で行うプロービング検査の際に、いつもお話しすることがあります。それは検査の過程で"出血するかどうか"です。ポケットの深さはもちろん大切ですが、血が出るということはその部分に炎症があるということですから、決して良いことでありません。歯垢が歯肉辺縁に付着すると、この部分に「バイ菌が来たぞ」という免疫応答をして白血球がどんどん集まってきます。ただ、毛細血管は細いため、白血球がバイ菌のところまでたくさん行けず、自然に血管が太くなってきます。そうすると血液がたくさん流れるようになって、血がたくさん集まってきて膨れてきます。さらに毛細血管が太くなっているので、血が多くなると同時に赤く透けて見えるわけです。さらに血管壁も薄くなっているので少しブラッシングしただけでプチプチっと血管が破れて血が出てくる。これがプローブを入れた際に出血する理由です。そこには歯垢や歯石など、炎症を起こす何か、すなわちバイ菌があって白血球が集まってくるために血管が太くなって破れやすくなっているので、出血はあきらかにその部分に「バイ菌がいるぞ」ということを示すバロメーターと言えるわけです。

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