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歯科医院のみなさま!スタッフの教育体制は整っていますか?

歯科医院のみなさま!スタッフの教育体制は整っていますか?
歯科医院のみなさま!スタッフの教育体制は整っていますか?
こんにちは。
現場志向型人事コンサルタントの大橋高広です。
今回からは、歯科医院におけるスタッフの育成についてお伝えさせていただきます。

◆スタッフ育成のための教育プログラムはありますか?

そもそもですが、あなたのクリニックには、スタッフを育成するためのプログラムはありますか? 医院経営においては、拡大傾向にある場合を除いて、ほとんどの場合、欠員補充で採用し、スタッフが入職した際には、先輩スタッフからのOJTで育成しているのではないでしょうか? OJTといえば聞こえは良いですが、基本的には、場当たり的な指導をしているだけというのが実情です。 そこで、私は、いつもOJTのことを、「教えない、じゃまくさい、テキトーにやれ」の略だと説明しています。 そのようなことをしていては、いつまでたっても医院とともに成長していくことができるスタッフが育つことはないと言っても過言ではないでしょう。 そこで、おすすめしているのが、医院独自の教育プログラムを準備するということです。

◆教育プログラムがあれば再現性があり検証できる!

教育プログラムがないと、再現性がないというのはお察しのとおりですが、もう一つの問題点は、検証することができないということです。 スタッフが入職後、どのような教育をするか決まっていることで、もし良い結果が出なかったときに、どこが良くなかったか検証することができます。 ぜひ、再現性があり、検証することが可能な教育プログラムをつくってみてください。 【参考】教育制度の体系図 いかがだったでしょうか。 教育制度といっても患者様もスタッフも多様化した現在では、内容は多岐にわたります。 技術の向上を目的とした研修のみでは、教育プログラムとしては不十分といえます。 それでは、次回からは、教育プログラムについて、さらに詳しくお伝えさせていただきます。 次回もどうぞよろしくお願いいたします。 以上

著者大橋高広

株式会社NCコンサルティング
代表取締役社長

1982年生まれ。 大阪府出身。 人事評価制度、管理職育成、職場改善の専門家。 大阪商工会議所人事労務サポート推進パートナー、八尾市や守口市、門真市、和泉市などの商工会議所専門相談員。 同志社大学を卒業後、大手通信系企業にて歓楽街での飛び込み営業を経て、経済団体に入職し中小企業の経営支援に従事する。 その際、橋下徹氏による府政改革を経験。 その後、中堅製造業で総務経理を担当する傍ら、父から息子への事業承継を推進。 2015年、NCコンサルティングを設立。

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大橋高広

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