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ソニッケアー販売台数
300台以上の歯科医院に聞く!
おすすめ口腔ケアグッズや
患者さんとの関係作り

2019/10/28 歯科医院経営

歯科医院では、さまざまなデンタルケアグッズを取り扱っています。
どの製品をディーラーさんから仕入れるべきか、製品の併用を患者さんにどのように薦めるべきか、お悩みの歯科医師・衛生士さんもいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、福岡市中央区にある船越歯科医院の院長、船越栄次先生と、同院の歯科衛生士である有村知子衛生士(日本臨床歯周病学会認定歯科衛生士)をお迎えし、おすすめの口腔ケア製品や具体的な症例、患者さんへの指導方法などについて、聞いていきたいと思います。



船越歯科医院には、歯科医療業界でも評判のいい電動歯ブラシ『ソニッケアー』の販売台数300台以上を売り上げた実績があります。
患者さんへの指導方法や製品の薦め方については、下記関連記事をご覧ください。

▼関連記事
・現役歯科衛生士が「騙されたと思って使って!」と薦める電動歯ブラシとは?前編現役歯科衛生士が「騙されたと思って使って!」と薦める電動歯ブラシとは?後編

複数の口腔ケア製品の併用が効果的

インタビュアー 「以前、有村さんには電動歯ブラシ『ソニッケアー』についていろいろとインタビューさせていただきましたよね。 電動歯ブラシの他に使うべき口腔ケアグッズなどあるのでしょうか?」 有村知子衛生士 「基本、手磨きで使う歯ブラシや歯間ブラシと電動歯ブラシを併用してもらうように当院では薦めています。」 インタビュアー 「電動歯ブラシだけではダメなんですか?」 有村知子衛生士 「ダメではないのですが、併用している方と比べると、やっぱり併用するに越したことはないです。 それをお伝えすると、“いつ使えばいいの?”“朝とかお昼とか、時間が無い時にこれ(電動歯ブラシ)するんでしょ?”という風に患者さんは仰るんですけど…。 “そうじゃなくって、食後にザザッと歯ブラシをした後に、寝る前に細菌のコントロールをする感じで、仕上げ磨きをするような時に使った方がいいですよ”という風にお伝えしてます。」 船越栄次院長 「そしたら患者さんは、“じゃあ明日からやってみるね~”って、結構使うのを楽しみにしている感じで帰られます。 こちら側の伝え方が大事だなと感じますよね。」 インタビュアー 「歯磨剤など、他の口腔ケアグッズとの併用はどんな感じで指導されていますか?」 有村知子衛生士 「使う順番を伝えてますね。 歯ブラシして、歯間ブラシして、少し時間置いて寝る前に電動歯ブラシをしてもらって…という感じで。合わせて歯磨剤も薦めています。」

船越歯科医院イチオシの口腔ケア製品は?

インタビュアー 「具体的にどんな商品をおすすめされているんですか?」 有村知子衛生士 「電動歯ブラシは『ソニッケアー』をおすすめしています。 歯磨剤に関しては、今、ライオンさんからフッ素の高いものが出てきているので、それを薦めさせてもらっています。『SPT』と『ルートケア』。 当院でも『ルートケア』は相当売れているんですよ。」 インタビュアー 「『ルートケア』って、歯頸部が下がって露出した根面部分がう蝕になる『根面う蝕』に有効な製品ですよね。」 有村知子衛生士 「はい。『SPT』もフッ素の濃度が上がったので、そちらも使っています。 カリエスの予防も両方できるので、患者さんに選んで薦めています。」 船越栄次院長 「とても売れてますよ、びっくりするぐらい。 リピーターさんもとても多いですし、効果が出ているのがやっぱりすごいなと思います。 プラークの量も減っていることが目に見えて分かるんですよ。」 「患者さんも慣れてくるとうがいをしなくても平気になるみたいで、皆さんだんだん歯磨きが上手になってきています。そうすると結果的に歯科スタッフの手間も減るんですよね。」

口腔ケア製品の使用後変化や症例について

インタビュアー 「『ソニッケアー』や『SPT』、『ルートケア』などの口腔ケア製品を実際に患者さんに使ってもらって、どんな変化がありましたか?」 船越栄次院長 「口腔内がすっごいベタベタしていた患者さんが、おすすめした口腔ケアグッズを使うことによって、唾液がサラサラになったケースもあるんですよ。」 有村知子衛生士 「あとは、使用前と使用後を比べてみると、歯肉のところの赤みが全然違いましたよね。」 インタビュアー 「すごい!そういうのもおもしろいですね。」 船越栄次院長 「唾液の質が変わる。全然違うんです。」 インタビュアー 「長く使って、医院でも比較しているからこその症例ですよね。」 有村知子衛生士 「その患者さんは最初、『ソニッケアー』を量販店で購入され使い方わからず適当に使われてたんですよ。 使用法が間違ってたから口腔内がベタベタだったんですけど、ちょっと指導してちゃんと使えるようになったら、唾液がサラサラになったんですよ。」 船越栄次院長 「その患者さんも自分で“全然違う!腫れなくなった!”ってびっくりされてました。」 インタビュアー 「患者さんが自分で効果を実感できるって嬉しいですよね。」 ブラッシング前 磨き残しのプラークが見られます。 ブラッシング後 ソニッケアーでブラッシングすることで先程のプラークが取り除かれました。

ブラッシング指導の重要性

有村知子衛生士 「ブラッシングをすごいバカにしてる方も結構いるんですけど、徐々に“歯ブラシ一つでこんなに変わるんだ”っていうことを患者さんもわかってくださるんですよ。 “全然バカにしてた、すごいね。同じ歯ブラシでこんなに違うんだ”って患者さんに言われます。」 インタビュアー 「いい歯科医院に出会ってそういう情報を知れるかどうかで、その方の口腔内の人生が変わってくるわけですもんね。 口腔ケアに関する指導をきちんとできていない歯科医院もまだまだ多そうです。」 船越栄次院長 「歯科医師が、歯科衛生士の教育・育成っていうのをきちんとしないといけないと感じますね。 でないと、患者さんに間違った口腔ケアをさせてしまうことになるから…。」 有村知子衛生士 「例えば当院で取り扱っている『ソニッケアー』をちゃんと説明できる歯科医院さん、少ないみたいです。」 インタビュアー 「有村さんの『ソニッケアー』の情報量、すごかったですもんね。 有村さん自身が使った上で、特長や機能、正しい使い方など指導されているからこそ、300台以上売れているんでしょうね。」 有村知子衛生士 「マンツーマンの良さっていうのもあるし、心開けるような環境も大事だと思うし。 じゃないと、こんな高いものなかなか買っていただけないと思うんですよ。」 インタビュアー 「『ソニッケアー』は替えブラシ1本でも良い値段するじゃないですか。 普通の患者さんからしたら、ちょっと高いなって思われるかもしれませんよね。」 有村知子衛生士 「でも(ブラシ交換は)3カ月に1回ですから、それで歯肉炎とかが予防できたり再発しにくくなるんだったら、それは患者さんにとって結果的に安いと思えますよね。 正しい製品を使うことによって、お口の病気が再発しなかったり予防が出来るんだったら、最終安く済みますから。」 船越栄次院長 「この辺りを納得してもらえるかどうかは、患者さんとの信頼関係が大切だと思いますね。」

患者さんとのコミュニケーションが大切

有村知子衛生士 「こちらから指導するのはもちろんなんですけど、逆に、患者さんから教えてもらって知ることもいろいろとあるんですよ。それでまたその情報を他の患者さんにお伝えしたりとか。 信頼関係がしっかりできてないとなかなか協力してもらえないことが多いから、当院では患者さんとのコミュニケーションはしっかり取るようにしています。 そうすると、お願い事をした時に“あなたの為なら何でもするわよ”という風に言ってくれる。こちらもお願いしやすくなるんです。」 船越栄次院長 「当院ではやっぱり患者さんに感謝していただくことが多いですよ。 院内のスタッフ同士はもちろん、患者さんとスタッフ、どちらもコミュニケーションを取ることが大切だと感じます。」

まとめ

患者さんと日頃からコミュニケーションを取りつつ、歯科スタッフ自身が使用してみて良さを感じた製品を伝えていくことが大切だとわかりました。 さまざまな口腔ケア製品が存在する中で、実際に良い症例があったものや、メリットを実感できた製品を選択していきたいですね。