TOP>コラム>【後編】歯科×ヨガとは?インストラクターの歯科医師に密着取材

コラム

【後編】歯科×ヨガとは?インストラクターの歯科医師に密着取材

【後編】歯科×ヨガとは?インストラクターの歯科医師に密着取材
【後編】歯科×ヨガとは?インストラクターの歯科医師に密着取材
【前編】歯科×ヨガとは?インストラクターの歯科医師に密着取材』ではヨガインストラクターを目指したきっかけや、資格取得までの経緯、また取得後の変化についてお聞かせいただきました。

資格取得するまでにレッスンに通い、並々ならぬ努力をされた若手女性歯科医師は、将来についても追求されていると思います。

後編では、『歯科×ヨガ』の掛け算を現在はどう考えているのか、そして将来どうヨガを取り入れていこうと考えているのかについて、語っていただきました。

歯科とヨガの関連性

インタビュアー
歯科とヨガで関連していると思う点は何かございますでしょうか?

Y先生
歯科の臨床現場では、患者さんの対応や職場のスタッフとの人間関係などでさまざなまストレスを抱えます。そういったときに、ヨガ哲学を取り入れることでヨガ流のアンガーマネジメントにより、比較的スムーズに自己調整できる思います。ヨガをすることで、精神的にスッキリした気持ちになりますね。
また、歯科医療従事者の健康維持にも役立つと思います。
普段の業務では目を向けない姿勢改善などを意識するようになったり、健康美に対しても効果的だと思います。医療従事者は自分の健康をおろそかにしてしまう方もいると思いますので、是非ヨガを取り入れて欲しいです。

インタビュアー
ヨガをすることで日々のストレス発散になり、精神的な疲労を改善できるのですね。
また、健康美に意識を向けて欲しいといった意味での関連性も興味深いです。
先生は、ヨガインストラクターを目指すメリット・デメリットはどのようにお考えですか?

Y先生
メリットとしては、インストラクターになることで社会的に視野が広がり、職業の選択域が広がることだと思います。歯科医師だけだと同じ業界の方としか接する機会がないので、狭い世界だと思っていて、社会的な価値も歯科の世界でしか高まらないように感じていました。ヨガインストラクターの資格を持っていると、資格を活かした働き方もできるので、メリットは大きいと思います。
一方で、デメリットとしてはインストラクターを本気で目指すなら副業くらいの感覚では続かないことだと思います。技術が奥深いので、本業にする気持ちで学ばないと極めることは難しいと実感しました。

インタビュアー
おっしゃるように、他の業界の資格を取ることで、社会的に視野が広がり職業の選択肢の幅も広がるように感じます。
周りの歯科医療従事者の方で、ヨガインストラクターの方はいらっしゃいますか?また、他の分野でも、先生のように趣味を超えてプロになった方は周りにいらっしゃるのでしょうか。

Y先生
ヨガインストラクターになった方はいないですね。他の分野でいうと、プロゴルファーになった方はいます。ゴルフにはまる方も多いみたいで、極めることが好きな方はプロにまでなられていますね。

歯科とヨガの掛け算とは

インタビュアー
現在は、ヨガインストラクターとしても働いていらっしゃいますか?
そもそも、歯科医院は副業OKとされているのでしょうか?

Y先生
副業はOKですが、現在はインストラクターとしては働いていません。
今は、歯科医師として独立できるように歯科の技術を修行しているところなので、副業する余裕はないという答えが本音です。

インタビュアー
ヨガも極められた先生なので、歯科医師としてもレベルアップされてから独立したいという思いを感じました。それでは、何年後かにはヨガのインストラクターもされる予定でしょうか?

Y先生
そうですね。ヨガインストラクターとして働くことも今後視野に入れて行く予定です。
本業である歯科医師との組み合わせを模索中です。歯科医院を開業して経営もしたいので、どのような掛け算で取り入れていくか、吟味します。

インタビュアー
『歯科×ヨガ』の組み合わせはあまり聞いたことがないので、凄く魅力的だと思います。
調べていたのですが、『歯科×ヨガ』を取り入れて、『歯ヨガ』や歯科医院併設の場所でヨガ教室を行われている歯科医院があることをご存知ですか?
Y先生
聞いたことはあります。凄く興味深いです。
私がしたいと思っていることも最先端だと思います。

インタビュアー
先生は独立して、歯科医院を経営したいとおっしゃっていましたが、ヨガ教室もやってみたいと思われますか?

Y先生
やってみたいですね。
歯科医院を開業して、院長をする中で時間が余ったら教室を開きたいです。
本業は歯科医師であることに変わりないので、余裕が出たら併設できればと思います。

インタビュアー
貴重な話をお聞かせいただき、ありがとうございました。
それでは最後に、先生が今後目指したいことをお聞かせいただけますでしょうか。

Y先生
まずは、歯科医院を開業することですね。本業を極めて、独立することを最優先に頑張りたいと思います。

まとめ

ヨガインストラクターになるメリットとしてあげられた、『社会的に視野が広がり、職業の選択域が広がる』ということが印象的でした。 歯科医師として働いて技術を高めている中で、領域がかけ離れているヨガインストラクターになろうと思われる方はほとんどいないと思います。 その中で、資格も取られ、ヨガインストラクターとしても活躍することを視野に入れている先生はキャリアウーマンの象徴とも思えます。 本業である歯科医師の技術を高めることをおろそかにせず、歯科医院の開業も目指されている先生の今後に期待しています。 今回は、歯科医師だけでなく他業界でも熱心に頑張っている方に焦点をあててインタビューしました。 この記事が、将来の方向性を模索している歯科従事者の方がご参考にしていただけますと幸いです。

tags

関連記事