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歯医者の効果的な集客方法を大公開!
歯科医院の現状や悩みとは?

2019/9/5 歯科医院経営

歯科医院の数はとても多く、年々歯科業界の競争は激化していると言われています。多くの歯科医院長は集客に苦労しており、何か効果的な集客方法はないか常にアンテナを張っていることでしょう。歯科医院に患者を集めるためには、どのような方法を取ればいいのでしょうか。今回は、経営面に悩みを抱えている歯科医院へ向けて、効果的な集客方法を紹介します。

1.歯科医院の現状と集客の必要性

厚生労働省が公表する「医療施設動態調査」によると、平成30年3月の段階で全国の歯科医院の数は68,756件でした。10年前(平成20年)の段階では67,779件であり、10年間で増加数は1,000件近くになっています。また、厚生労働省の歯科医師の人数調査によると、平成28年12月の段階での全国の届出歯科医師数は104,533人です。平成20年の調査では9,9426人だったことから、この10年間で約5,000人の歯科医師が誕生していることとなります。 (引用元:医療施設動態調査-厚生労働省 大学を卒業して歯科医師になる人の数は毎年一定数います。しかし歯科医師全体の人数は増加する一方で、歯科医院の数はそれほど増えていない状況をみると、現在歯科医院はすでに飽和状態にあることが伺えます。したがって、新たに歯科医院を開業して患者を集めること自体が難しくなっていると言えるでしょう。新規参入と同時に医院を閉める方も多く、経営面で問題を抱える歯科医院が多いのです。 競争が激化しつつある歯科業界において、今や口コミや既存患者からの紹介だけで患者を集めるには限界があります。現在は患者数が多い歯科医院であっても、将来ずっと患者数が安定する保証はどこにもありません。そのため、すべての歯科医院は効果的な集客方法を実践する必要があります。

2.歯科医院での集客に関する悩み

歯科医院の集客は決して簡単ではなく、どの歯科医院の院長も集客の悩みを抱えています。これまで歯学に関する専門的な知識しか学んできておらず、経営に関する知識が不足している歯科医師が多いのです。集客が大切なことは理解しているものの、具体的にどう行動していいのかわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここでは、歯科医が抱える集客の悩みを紹介します。

2-1.顧客を絞り込めない

歯科医院が集客する際に最も大切なポイントは、顧客を絞り込むことです。効果的に集客するためには、開業している地域に居住している人の年齢層や需要をきちんと分析して、特定の患者像をイメージすることが重要です。例えば高級住宅街であれば、お金持ちの年配者をターゲットにして、インプラントなどの自由診療に重点を置いた歯科医院をアピールすると効果的です。オフィス街に歯科医院を開業するのであれば、忙しいビジネスマンをターゲットにして、ほかの歯科医院より診療受付時間が長いことをアピールするといいでしょう。

2-2.集客に割く予算がない

効果的な集客を行うためには、ホームページを作成したりチラシを撒いたり、雑誌や新聞などに広告を出すなど、一定の宣伝費用がかかります。広告や宣伝に予算をかける必要がありますが、その予算を捻出することができなければ集客は難しくなるでしょう。SNSやWEBサイトなどインターネットを活用して無料で告知する方法もありますが、有料広告に比べると効果が出るまでに時間がかかります。またターゲットによってはインターネット集客が向いていないこともあります。効率的に集客したい場合は、事前に一定の資金を用意することをおすすめします。

2-3.集客方法がわからない

大学では医療に関する専門的な知識しか学んでおらず、卒業後は実際に診療することに時間を取られます。そのため、集客についてしっかりと学んでない状態で開業する歯科医師が多いでしょう。効果的に集客を行うためには、ある程度経営に関する知識を身につける必要があります。知らないことはできなくて当然です。時間を見つけて書籍やセミナーなどを活用し、積極的に集客方法を学ぶ機会を設けることをおすすめします。

2-4.見込み顧客リストがない

商売を成功させるためには、いかに多くの見込み顧客を集めることができるのかが重要なポイントだと言われています。なぜなら、見込み顧客が多ければ、現時点で顧客が少なくても将来どこかのタイミングで診療に訪れてくれる可能性があるからです。リストとは現実社会においては名刺や電話番号であり、インターネットの世界ではメールアドレスを指すでしょう。リストを収集するためには、地道な努力が不可欠です。普段から人の集まる場所に足を運び、インターネットを活用して情報発信することをおすすめします。

2-5.時間がない

開業している歯医者は、スタッフが少ないことも多く、とても忙しく診療しています。そのため、集客の時間を確保することが難しい現状があります。時間がない方であれば、集客に関するノウハウを持ったコンサルタントや広告代理店に集客を依頼するのが得策です。多少費用はかかりますが、長い目で見たときには費用対効果は大きいです。自らの診療時間を削られることなく、専門家が効果的に集客してくれるため安心できます。

3.歯科医院の集客方法

歯科医院が患者を集客する方法はいくつもありますが、実際にどの方法がどれだけ効果を発揮するのか気になるところです。集客の知識やノウハウがない歯医者が手当たり次第集客に取り組んでも、思ったほど結果が出ず、時間や労力だけが取られる可能性もあるため注意が必要です。具体的にどのような集客方法があるのでしょうか。ここでは、歯科医院にとって効果的な集客方法をいくつか紹介します。

3-1.看板の設置

歯科医院の集客において、認知効果のある看板の設置は非常に重要です。歯科医院のある通りに面した場所に、できるだけ大きく目立つ看板を立てることをおすすめします。また、人通りの多い駅前や商店街、幹線道路沿いに看板を立てることも効果的です。賑やかな場所に看板を立ててできるだけ多くの人に見てもらうことで、歯科医院の存在を知ってもらうことができます。

3-2.チラシの作成

歯科医院のチラシを作成して、周辺地域にポスティングすることや、新聞への折り込みがおすすめです。チラシをもらった人は歯医者に行く必要性を感じたときに、手元にあるチラシを見て、あるいは思い出して連絡する可能性があるでしょう。チラシを作る際は、歯科医院の売りをアピールできるよう、ターゲットを絞り込んだ効果的な文面が必要となります。

3-3.ホームページの作成

新たに歯科医院を開業するのであれば、ホームページは欠かせない存在だと言えます。多くの方は広告やチラシなどで歯科医院の存在を知った後、ホームページに訪れてさらに詳しい情報を得ようとします。ホームページ自体がなかったり、ホームページがあっても情報量が少なく内容が薄ければ、せっかくの見込み顧客を逃してしまうことになりかねません。ホームページを作成する際は専門の業者を探し、しっかりと打ち合わせを重ねてから作成を依頼することをおすすめします。

3-4.メディアへの広告出稿

広告にかける予算を確保できるのであれば、新聞やテレビCMといったマスメディアに広告を出すといいでしょう。インターネットが発達した現代においても、新聞やテレビCMの効果は絶大です。もちろん、ターゲットによってはインターネット広告でも効果的に集客できます。いずれの広告もお金はかかりますが、一気に認知度を高めて多くの患者を集めたいのであれば、広告を利用することで早く効果を出せる特徴があります。

3-5.GoogleMap対策

自宅の近所にある歯科医院を探す際、スマートフォンの地図アプリを利用して検索されることがあります。その際、きちんと地図アプリに歯科医院の所在地を登録していれば、インターネットを通じて検索され、集客に繋げることが可能です。また、患者の口コミを掲載することも可能であるため、常連患者に協力してもらうのもよいでしょう。

まとめ

年々競争が激化する歯科業界において、安定的に患者を集客することは難しくなっている現状があります。これは新規参入する歯医者にも、長年経営している歯医者にも変わらない事実です。しかしながら、時代の流れを読み創意工夫することで新規の患者を集めることは可能です。経営努力の結果、多くの患者を集めている歯医者も実際にたくさん存在します。今回の記事を参考に、さまざまな集客方法を実践して、効果的に患者を集められることを祈っています。